ささやかなもの

絵を描く時、

ささやかなものに

目を向けて

感謝しましょう、とお話しています。

平凡に思えるものの中にある

美しいもの大事なものを

幸せを

見失わないようにしましょう、

とお話しています。

絵は

何かの目的がある場合は別ですが

本来は

「自分のため」

に表現するものです。

だから

一番大事なことは

自分が自分の絵を

「好き」

であることです。

「心地よく感じる」

ことです。

形がそれらしく見えるとか

人にほめられたとか

そういうことではなく。

今日の私の絵、

遠くから見たら

たくさん並んだ中では

目立たない

平凡なものに見えたけど、

家へ持って帰って

出して

よく眺めてみたら

なんだか「自分らしく」て

好きだな、と思いました。

自分が

「好き」

な自分の絵は

きっと

「自分らしい」

絵なのだと思います。

だから結構満足(^-^)

表現したいのは

ささやかな色、ささやかな音、

ささやかな風、ささやかな香り

ささやかなやさしい秋の気配・・・

どんな人にも

そっと寄り添ってそこにあるような

そんなもの。

これからも

それでいいのかなと

思えました。

私も

それでいいのかなと

思えました♪

いつも一緒に

パステルを描いて下さる

やさしい静かなあの方も

にぎやかな

子どもたちの中で

いつもだまって微笑んでいる

かわいいあの子も

そんな気持ちで

ご自分の絵を

見てくださっていると

いいな、と思います♪