困る季節
春は困るのです
季節の移り変わりが速く
花がいっぺんに咲き始め
あっという間に実がついて
緑の色も毎日変わっていきます。
基本的に、
4月は4月のカリキュラム
5月は5月の・・・
とスケジュールしして
すべてのクラスで同じものをお教えするのが
わかりやすいし、自分にとってもラクで
仕事としては経済的能率的な
賢い方法なのですが。
この季節は毎年、
絶対に途中で違うものを描きたくなってしまうのです!
芸術に関わる人なら、
この気持ちはわかると思いますが
「絵」を伝えるということは
「自分の感動を伝えること」です。
自分がその時、感動しているものを
人に伝えたくなってしまうのです。
最近、うそつきな自分が少し嫌になりました。
「来月は何を描くんですか?」
という質問をよくなさる方が よくいらっしゃいます。
その時
「そうねぇ~○○にしようかな~」
なんてたまに答えてしまうのですが、
だいたい1ヵ月後はその気持ちは変わっていて
そして、その時言ってしまった言葉に
つじつまを合わせるために苦しむのです
これからは
「来月描きたいものを描く予定です」
と答えるべきでしょう。
いいかげんな先生でごめんなさい。
今日は、雨の音が嬉しくて
「かたつむり」を描いていました。
結構気に入りました。
来月のテーマかな?
と思うけど
来月にならないと使うかどうかはわかりません。
そんなこんなでお蔵入りの作品も
やたらに多いのでした
今月はクラスによって
かなり題材違います。ほほほ。
結果、頭の中が
リオのカーニバル状態です。