最終回を描き終えて♪その4♪
「明るく 建設的に ハッピーエンドで」
日々を暮らし、それを絵日記にする。
それを人様に読んでいただく。
若輩者の私には
自分の失敗談からの切り口でもないと
こんな内容は偉そうすぎて描けない、と
思ったからですが。
我ながら、なんて恥ずかしい企画をしてしまったのでしょう。
と思ったのは
ずいぶん経ってからでした(笑)
私も、娘も本名のまま。
途中で名前を変えるわけにもいかず・・・
1年くらい、たった1ページ、本屋さんに並ぶわけでもないし。
大丈夫よ・・・。
そう最初に少しでも思った私は
本当にふざけたヤツでした。
ごめんなさい。
でも、娘の本名自体が
食べ物のような名前だったので、架空のものと
思ってくれていた読者も多かったので助かりました。
「で、娘さんは本当は何て名前なんですか?」
と訊かれて
「実は本名なんです」
と言うと
「げ~っキケン!!」
「娘さんのプライバシーは??」
などとつっこまれてしまいますが・・・
「恥ずかしくないんですか?」
と言う質問、
これをされると一番恥ずかしかったです。
でも、時は流れ、
今では、ブログなどで
自分の日記を普通に公開する人が
たくさんいる時代になりましたので、、、
その恥ずかしさも少し薄れたような気がします。
でも、今でも
実際の生活で言葉を交わすような方たちが、
その本を読んでくださるという行為に対して
「商業出版物は売れると嬉しい。
出版元も喜んでくださる。
ああ、ありがたい。
でも、よく考えるとすごく恥ずかしい!!
有難うございますと言いながら、
一方で、穴にも入りたい気持ちの私!」
というパニック状態になります。
今年は、とうとう
娘の高校の担任の先生に
本を発見されて
買っていただいてしまいました(笑)
それ以来、何か保護者会でも、私のすべてを
見透かされているような気がします・・・