アトリエより♪

ちいさな絵画教室とアラカン講師の日々の出来事、思ったこと、、書いていこうと思います♪

心強くありがたく・・・

独自の研究をコツコツと続けている私、

たま~に、どつぼにはまります。

この土日月、恐ろしくダメダメでしたドクロ

いや、体調悪いせいもありましたが(笑)

そこはパステルで持ち直しましたニコニコ

自分をパステルで癒すのも久しぶりでございました。

今日の講座は、うまいこと

一番古いグループのスマイル。

最初に、教室を作ってくれたクラスです。

もう5年以上、描き続けてくださっている

生徒さんも多く、私を

育ててくれた方たちとも思っています。

で、講座の後、いろいろお話していて

ある方のこんな言葉にはっとしました。

「今は、学校などでも

はっきりしていて強いものが、

評価されることが多いし

皆がそうでなければならない、そうあるべき

というような風潮がある。

前は、そうでない子供も

その子なりの居場所があって

その子なりに幸せならそれでいい、

という余裕があったのに」

ぼ~っとしたヤツの居場所はないのかな・・・。

お母さんたちの会話から聞く

現代のお子様の世界は厳しいです。

特に中学生・・・、

何とかならないのかしら。

はっきりしていて強いもの。

要するにそれはわかりやすい。

そしてたくましい。

その方がきっと

どんな世界も生き抜くのには

向いている。

すごいなぁ。素晴らしいと思う。

それはわかるけど、

そうなれない人もいる。

小さなことでも感じてしまう、

傷ついてしまう、

そして疲れてしまう。

下手すると、そういうことで

身体の具合まで悪くなってしまったりする。

そういう人を

「弱い人間」

と呼ぶのかもしれない。

よく言う勝ち負けで言うなら

その時点で、もう

人生「負け」ているような。

本人もわかっているけど、

生まれつきそういうタイプなんだから

変えようとしたって、さらに苦しいわけで。

そういう人は、ますます自分を責める。

そんなことないのに。

感じるって、素晴らしいことなのに。

今までの世の中で、

発見や発明をしてきた人、

素晴らしい芸術作品を残した人は

きっと、多くの人たちが

気づかなかった、

小さな何かを感じることができた人。

見えなかったものが、見えた人。

そう思えれば、

それぞれ価値や役目があることに気づくのに。

自分を責めなくていいのに。

パステルは

そんな人の

細かな心のひだに添うような

ものでいたい。

濃い味ばかり食べていると

繊細な味が麻痺してわからなくなるように、

強い色や形の中にいると

かすかな美しい色は見えなくなってしまう。

やわらかな天使の羽のような曲線は

見逃してしまう。

小さな淡い色の中に

ささやかな幸せを見つけられるよう。

ささやかな存在にいつも気づけるよう。

パステルはそこにいたい。

そんな気持ちを共有できて、

すごく励まされました。

この方たちに出会わせていただけたことを

心から感謝ドキドキドキドキドキドキ   私は

いつでも恵まれているなぁ。。。。アップ