アトリエより♪

ちいさな絵画教室とアラカン講師の日々の出来事、思ったこと、、書いていこうと思います♪

ピアノ

夜は受講生さんでもあり

芸術教育の指導者としての仲間(と勝手に言わせていただきますにひひ

でもある方の

息子さんのソロ・ピアノコンサートでした。

時々講座にも来てくれたり、

展覧会のお手伝いも来てくれたり、と

び~んずにもなじみのあるイケメンです。

武蔵境駅前のホールは満員。

時々、このブログでも

取り上げてきました

「天才」の彼、がこの秋から

ベルギーの音楽学校へ進学することもあって

たくさんの友人・知人たちが

あたたかく見守る

とてもステキな、よいコンサートでした。

家族で拝聴にうかがいましたが、

夫は

シュトラウスの演奏が

「彼に一番ぴったりな感じ」と。

「でもドビュッシーブラームス

日本人じゃないみたいな音だった」と・・・。

彼は本当にいい顔で演奏します。

聴いている私たちも幸せになります。

彼の至福の表情を見ながら、

昔、こんな顔をしてピアノを弾いていた

音楽仲間のピアニストの顔がだぶりました。

彼女も幸せそうにピアノを弾く人でした。

私が音楽をやめた後も

ずっと、ひとりがんばって

横浜のお店でピアノを弾き続けていた彼女。

本当にピアノが好きな子でした。

いつか連絡がとれなくなってしまっていましたが、

子育てが終わったら

彼女のピアノを聴きに行く機会がきっとあるだろうと

楽しみにしていました。

久しぶりに会った彼女は

心を病んで、苦しみながら

二人の子供を育てている

シングルマザーでした。

大切なピアノさえも

置いてこなければならなかった

激しい人生が、私の知らない間にありました。

救いなのは、

また、あの頃の仲間と

音楽を始めたということ。

ずっと

あなたのピアノを聴きたいと思っていたので

必ずライブをやってよね音譜

と約束しました。

その彼女から画像つきのメールが届きました。

「子供と一緒に100円ショップで買った

パステルで絵を描いてみましたラブラブ

彼女とお子さんの、安心した笑顔を想像しながら

また今日、別の方から話をうかがった・・

今、ベッドの上で

生死の間をさまよっている

あるお子さんのことも祈りました。

みんな、幸せの方向へ進んでいきますようにと

祈る、胸の中に

今日のピアノの印象的なコーダがずっと響いています。