アトリエより♪

ちいさな絵画教室とアラカン講師の日々の出来事、思ったこと、、書いていこうと思います♪

冬の小鳥2

またこの話題ですみません。

ウチで専門コースで

もしもこのパステルを人に伝えたい

などと思って勉強している人には

よい映画だな、と思って。

ほぼ、表情と行動から

感情を感じながら

観ていく映画なので、、

何も感じない人には

「退屈な映画」かも? というところが

そう思った理由です。

「あなたは何を感じられた?」

とお聞きしたい。

日頃 講座の中で言っている言葉、

「感じてください。

知識やノウハウより

まず感じられる人であることが大切。」

なぜかというと

たとえば

子供のクラスに行く時

向き合う子供のちょっとした表情やしぐさ

子供の周りに感じる空気 から

「あれ?」と感じることが大切。

絵を描きながら

子供が発している「何か」を

感じられることが

何より重要になります。

気になる表情を感じたら

タッチや色やしぐさを感じたら

しばらくその子をよく観察してみる、

そして、

「そうか」という何かをさらに感じ

求めている対応をすることができれば・・・。

短い時間の中で

少しでも多く気づくために、私やスタッフたちは

心の感度を ビンビンにして

眼をこらして神経を集中して過ごします。

※大人の講座も同じです

ということで、

結構 消耗するんですよ。この講座。

ちょっと見、

ヘラヘラ楽しくお絵かきしているだけ

に見えますけどねにひひ

でも、繰り返し行ううちに

みんなが そこで描いた自分の絵を

とても大切に「愛して」くれること

そしてだんだんに

変わってくる子供がいたり

なぜだか何度もリピートして

必ず参加してくれる子供が多い

という現実がついてくると

周りの大人にも

「何か普通のお絵かきと違うの?」

と理解していただけるようになります。

時間はかかるけど、

やり続けるしかないのですよね、これはグッド!

幸せなことに少しずつ、

理解してくれる人たちが増えてくださり

活動は続いています。

映画を観て、

改めて

自分の子供の頃の視点を思い出し、

また子供たちを見る自分の眼も

新たになった気がします。

師匠、今月も勉強になりました!