アトリエより♪

ちいさな絵画教室とアラカン講師の日々の出来事、思ったこと、、書いていこうと思います♪

動き出す

福島から

「がんばっているよ。大丈夫だよ」

とメールをいただきました。

「東京も水や計画停電で大変なのにありがとう」

なんて、かえって優しい言葉を

かけていただいてしまいましたカゼ

あちこちでいろいろな

動きもだんだん見えてきました。

義援金や日々の生活での

協力はもとより、

ボランティアの受け入れが

整ってきたので

現地へ行きたいとおっしゃる

若い方も出て来ました。

「東北へ行って

パステルを子供たちと描いてきたいのですが

画材の準備の仕方を教えてください」

というメールや

「チャリティをやろうかと思います」

という提案もいただきました。

素晴らしいです。

阪神大震災の時も

そうだったのですが、

心のケアが本当に必要とされてくるのは、

もう少し経ってからです。

そして、長丁場になります。

金曜日の日本経済新聞

夕刊文化面にも

文化庁長官の近藤誠一氏の

「すぐにも生きる 芸術の存在」

という記事から

「人間は、衣食住が足りるだけではなく

精神的に力や勇気を得ないと

なかなか立ち直れない。

心の傷を癒すには何より文化・芸術がいい。

アートを通じて精神的、肉体的な回復を

助けていきたい。

いずれ必要になる時がくる。

その時のために準備している。」

人々が復興へ精神的な力と勇気を得るために

芸術がこれから重要な役割をもつことが

書かれていました。

福島の方のメールで

こんなものもいただきました。

「いただいた今年の年賀状のうさぎの絵、

見えるところに飾っています。

それを見ていると癒されるんです。

夏の個展で会えるのを、楽しみにしていますね。」

励ますつもりが

励まされているのはまたしても私でした。

ありがとうございます。

皆さんの心が

いつも平穏でありますように。