アトリエより♪

ちいさな絵画教室とアラカン講師の日々の出来事、思ったこと、、書いていこうと思います♪

今、私たちがしておくこと1

「苦しんでいる人を思うと、

ご飯を食べたりお風呂に入ったり

自分の生活を楽しんだり、普通に過ごすことに罪悪感を感じます」

「何もできない自分はどうしたらいいのか、わからなくなります。」

「外出をする気にもならず、すべてを自粛している状態です」

そんなメールをいただきました。

チューリップピンク

震災後、

首都圏や、もっと被害の少なかった地域の人も

皆、心に悲しみや恐怖や自責の念、

もっと複雑な感情をためこんで

強いストレス状態にあることを先日書きました。

あれだけの悲惨で悲しい映像を繰り返し見て、

毎日不安な情報が次から次へやってくる

状態の中にいれば、

まともな感覚と感情を持つ人間なら

そうならないはずはありません。

アメリカで、連続テロの あとにもこの現象が起き

深刻なPTSD(心的外傷後障害)も多く発生しました。

今回の災害は、テロよりももっと深刻で悲惨です。

表面的には普通にしていても

多くの人が心にダメージを受けているのです。

今後、そういった状態から

実際の被災者ではない人でも

本当に深刻な心の病に進行するケースが

現れてくるのでは、と気になります。

チューリップピンク

現状況で、被害は少なく

やや不便ではあっても

日常の生活を維持できる状態にある人たちが

まず、すべきことは

「自分」を取り戻すことです。

ざわざわ落ち着かない、悲しみ、やるせなさがこみ上げてくる、

身体が揺れているように感じる

ふわふわ不安定な気持ち・・・

そんな状態の自分の感情から一歩離れて

深呼吸して

「大丈夫だよ」

と安心させてあげることです。

チューリップオレンジ

これから、誰かの力になるために、

その方たちの分まで

日本を立て直すために、

私たちはまず自分を癒し、安心させ、しっかり立たせて、

日々の生活を

健康に維持していくことが大切です。

できるだけ普通に暮らして

目の前にあること、できることを

一生懸命やって、

自分の「芯」を強く太くしながら、

生かされている毎日に感謝して、

過ごしていきましょう「クローバー